登録日:2025/08/15
8月15日 金曜日
こんにちは、勝間和代です。
とにかく今年の夏は猛暑が続いているので、色々、首や頭を冷やす場面がありますけれども、おかげさまで氷のうが大活躍です。
ちゃんと口が閉まる専用の氷のうを使うこともありますし、家の中とかですと、レジ袋に冷蔵庫の氷を詰めて、ちょっと口をしばって頭の上に置いたりしています。
だいたい一度作ると数時間は冷えたままだし、溶けたあとも水だけなので、後片付けも簡単だし、重宝しています。
まぁ、本当は氷のうなどいらない気温になればいいのでしょうが、しばらくは無理そうですね。
---------------------------
サポメ試し読みキャンペーン中です!
---------------------------
8月13日〜8月19日まで、この無料メールマガジンを読んでいる皆さんにこれまでに配信したサポートメールをお届けします。
サポートメールは勝間和代からのアツいメッセージを毎朝あなたのメールアドレスに届けるシステムです。
毎朝このメールを読んでから会社に行く人の気持ちを体験してみてください。
そして、自分の人生に対するモチベーション変化を是非実感してください。
https://krs.bz/katsumaweb/c?c=160311&m=175424&v=21c8a8cf
サポートメール1か月無料体験のお申込みはこちらから
---サポメ本文---
8月15日 金曜日
おはようございます。勝間和代です。
昨日のサポートメールでは、どんなに恥ずかしくても、自分のプレゼンテーションを何らかの形で録画などをして自分で見直すことを推奨しました。第三者から「このように見えているのか」ということがわかると、どのように修正を加えればよいかというアイデアがどんどん湧いてくるため、ぜひ恥ずかしがらずにチャレンジをしてみてください。
そして5日目にお話ししたい内容は
「あの手この手で繰り返そう」
です。
これはどういうことを言っているかというと、私たちが何かメッセージを伝えているときは、いろいろな言い方で、最低でも3回、できれば5回から10回ぐらい、相手に届くまで繰り返すということを徹底する、ということです。
私たちは何かメッセージがあるときに、1回か2回言うと相手に伝わったと思ってしまいます。しかし、相手にとって初めて聞くメッセージの場合は、1回目ではだいたいスルーしてしまいますし、2回聞いても3回聞いても同じ言い方ですと、言われたことがわからなくてスルーをしてしまうということが結構あるのです。
だからこそ伝えたい内容については、言い方を変えたり、話し方を変えたり、事例を変えたり、方法を変えたり、何らかの手段を使って、とにかく多面的にその物事を言い表すようにしておきます。
だいたいプレゼンテーションを行う側が「ちょっとしつこいかな」と思うぐらいで、ちょうどよいくらいです。それぐらい、とてつもなく相手に伝わっていない、というイメージがあるとよいでしょう。
そして、何か伝えたときも、相手に質問をしたり、相手に事例を思い出してもらったり、何らかの形でこちらの内容について相手がもう一度反芻するような時間を設けるとよいでしょう。私たちが単に一度聞いただけではなく、それを思い返したり、自分の記憶とつなげたりすることによって、初めて相手に情報として伝わっていくのです。
基本的に私たちは全員怠け者だ、ということを前提にした方がよいでしょう。相手がこの先調べてくれるだろうとか、相手が理解してくれるだろう、ということは基本的にないのです。だから、プレゼンテーションの場において、ある程度相手が理解するまで情報を渡し、できればアクションを起こしてもらわないと2回目、3回目はない、という覚悟の上でさまざまなことを扱うとよいでしょう。
もちろん、あまりにもしつこい情報共有を行うと嫌われる可能性が出てきてしまうと思いますが、それでも「それぐらいでちょうどよい」と思うようなイメージがあるとよいでしょう。情報が足りなすぎて伝わらないよりは、情報が多すぎて余るぐらいでちょうどよい、と思った方がよいでしょう。
特に、よくわかっている側がよくわかっていない側に話をするときは、いろいろな言い方で手を変え品を変え言ってみると、なんとなくその中の1つの表現方法に突然腹落ちして、やっと意味がわかるということがしばしばあります。1つだけの言い方ですと意味がわからないのですが、2つ目、3つ目を試してもらったときに、「ああ、なるほど。相手はこういうことを言っているのだな」ということが突然ひらめくことがあるのです。
また気をつけなければいけないのは、私たちはついつい自分がその思考にたどり着いたプロセスごと説明をしてしまうのですが、まずは結論を最初に言って、プロセスについては後から話すとよいでしょう。余計な情報が多くなればなるほど、私たちは理解ができなくなってしまうため、とりあえず結論という一番大事な情報を相手に伝えてから、その後の追加情報については相手の余裕に応じて加えていくわけです。
最近私は仕事を少しずつパソコンだけでなく、タブレットでも行っているのですが、なぜタブレットで行っていると気持ちがよいのかということを考えたときに、やはり余計なノイズが少ないのだと思います。どうしてもパソコンですとブラウザで仕事をするため、いろいろな余計なタブや情報が目に入るのですが、タブレットで仕事をする場合は専用のアプリで仕事をするため、画面がすっきりしていて必要な情報だけが目に入るわけです。
そうすると、いろいろな付加情報があるノートパソコンの15インチよりも、画面がすっきりしたタブレットの11インチの方が、私にとってはシンプルに情報が目に入って仕事ができます。多分、私たちが目指すプレゼンテーションというのも、このようなイメージではないかと思います。あれもこれもそれもどれもと、たくさんの情報を渡してしまうと、結局そのノイズに私たちが気を取られてしまって、肝心の情報が耳に入らなくなってしまうため、相手に対してノイズとシグナルをはっきりと切り分けて、ノイズをなるべく少なくしてシグナルをなるべく多くする、ということを繰り返していくのです。
言葉だけで説明する他に、それこそビデオを使ったり、ケーススタディを使ったり、スライドを使ったりするのも、あの手この手の一環になります。どれが相手にとって納得できるかわからないから、耳を使ったり目を使ったり感覚を使ったり、いろいろなことをしていくわけです。
また、同じ内容を説明したとしても、私たちが相手を信頼しているか、そうでないかによって聞こえ方が違ってきます。これまで実績がある相手の話であれば納得して聞くことができますし、これまで情報がまだらで今ひとつ信用ができない場合は、それこそ話半分で聞かなければいけないからです。
そういう意味では、普段プレゼンテーションをする前から相手との信頼関係を築くとか、私たちが丁寧でなるべく適切な情報を提供する人だと思われるということも重要です。初対面の相手であっても、私たちは相手の状況から、相手の説明を理解しようとするため、丁寧に、しかも真摯に話すことがポイントになります。
相手が情報を受け取ったときに、そのことについてどのように思って、質問はないか、といったような形でインタラクティブなフィードバックをするのもとても重要です。すでに相手の雰囲気や顔を見ながら、なんとなく納得していないな、とか、あるいは何か質問がありそうだな、とか、あるいは何か言いたげだな、といったようなときには、しっかりとそのメッセージを受け取って、こちらの方でいったん情報提供を止めて、相手から情報を受けるようにするのです。
プレゼンテーションというと、ついついこちらから一方的に情報を渡すような気持ちになってしまいますが、インタラクティブなやり取りだということを忘れないようにしましょう。相手と自分の間にさまざまな情報のやり取りがあって、その中でお互いにその内容の理解や共同作業について深めていくようなイメージがあるとよいでしょう。
そういえば、結局私が2週間ほど前に右肘の怪我に対して診断に納得できずに、整形外科が推奨するシーネという腕を完全に固定する治療方法ではなく、サポーターでの治療方法を選んだ怪我ですが、おかげさまで生活にほとんど支障がない程度になりました。力を入れても押しても痛くなくなったのです。
ないものねだりかもしれませんが、あのときの整形外科のお医者さんが、もうちょっと丁寧にこちらの要望を聞いてくれてプレゼンテーションしてくれれば、気持ちや結果が変わったような気もします。ただ、いずれにしても先方が「ある程度の安静や保存療法が必要だ」という気持ちは伝わったので、それに合わせて私もサポーターをしながら安静にしていましたので、治りが早くなったと思います。そういう意味では、情報共有の効果があったのかもしれません。
結局プレゼンテーションとは、何らかの目的で情報共有をするということになるため、互いに力でねじ伏せるというよりも、とりあえず伝わる部分だけ伝えて、あとはお互いの判断に任せる、ぐらいのイメージがあるとよいでしょう。ただ、そのときにあまりにも伝わらなすぎると、せっかくのプレゼンテーションが台無しですから、とりあえずどこまで伝わるかわかりませんが、やれるだけやるわけです。
またプレゼンテーションというと、自分以外の人に対するプレゼンテーションばかり考えてしまいますが、自分自身に対してもプレゼンテーションするような許可を与えるとよいでしょう。自分がやりたいこととか、考えていることとか、欲しいものなど、さまざまな場面があると思いますが、もう1人の自分が自分にプレゼンテーションするような形で、その決定を一緒に考えていくのです。
なかなか決意がつかなかったことや、あるいはアクションがうまく踏み出せないことについても、もう1人の自分が上手にアドバイスをしてあげて、臆病な自分を励ましてあげると前に進めることがありますので、それこそ、あの手この手で色々やり方を考えたり、新しいことを考えたりして、自分自身が新しい情報を得て前に進めるような行動を促していきます。
プレゼンテーションはとにかく素晴らしい1つの方法があるのではなく、多面的にいろいろと情報をイメージしながら組み立てていく、と思うとわかりやすくなるでしょう。ぜひ色々試してみてください。
5日目の課題は
・あなたは、さまざまな情報共有や説明はいろいろなやり方を行って、多少しつこいくらいでちょうどよい、というイメージを持っていましたか?
・あなたは、相手の理解度を考えながら、100%の情報共有は難しかったとしても、できる限り少しでも伝わればよいと割り切って、お互いのやり取りをしていますか?
・あなたは、自分自身に対してもプレゼンテーションを行うという発想を持っていましたか? さまざまに決意したいことや、新しい行動に対して、自分に対してもプレゼンテーションを行っていますか?
です。
---ここまで---
いかがでしたでしょうか。
勝間塾では、勝間和代が講師を務める月例会や毎月の課題などを通して、みなさんの大幅な年収アップや、資格取得、起業や出版、資産形成などをサポート。
男女比は半々でオフ会やイベントも盛んですので、一緒に学びたい仲間に出会うことができます。
興味を持たれた方は、ぜひお申しこみください。
https://krs.bz/katsumaweb/c?c=160312&m=175424&v=d39f4537
勝間塾のお申込みはこちらから
※月のどこのタイミングで入会されても、そこから1ヶ月単位で課金が始まりますし、サービスも始まりますので、入会は月初でなくても大丈夫です。
---------------------------
「勝間塾」及び「サポートメール」のご案内
---------------------------
こちらのメルマガは無料ですが、さらに、みなさんのコミュニケーションと成長をサポートするための、定期・有料のプラットフォームを2種類、用意しています。
−勝間塾に入る(月額5029円、含むサポートメールサービス)
https://krs.bz/katsumaweb/c?c=160312&m=175424&v=d39f4537
毎日届くサポートメールに加え、毎月ごとに決まる課題や課題図書と月例会で、みなさんの大幅な年収アップや、資格取得、起業や出版、資産形成などをサポートします。
オフ会や合宿も盛んです。学びたい仲間に出会うことができます。
特に、ストレングスファインダーで「最上志向」「学習欲」「内省」「収集」などが多い方が多数集まっています。
ドリームキラーのない環境で、一緒に支え合って、成長していきましょう。
※月のどこのタイミングで入会されても、そこから1ヶ月単位で課金が始まりますし、サービスも始まりますので、入会は月初でなくても大丈夫です。
−サポートメールに入る(月額1027円、当初1ヶ月は無料体験あり)
https://krs.bz/katsumaweb/c?c=160313&m=175424&v=3482e3a0
毎日届くサポートメールのサービスです。1週間に1つのテーマを扱っています。これまでの数年分のバックナンバーも読めます。
--------------------------
友だちにこのメールマガジンの登録を勧める
---------------------------
こちらのメルマガは無料です。くすっと笑ってしまうような話や、なるほどと思う話が多いと思った方はぜひ、下記のアドレスから、友人にメルマガ登録を推奨ください。
https://krs.bz/katsumaweb/c?c=160314&m=175424&v=ec419886