登録日:2019/08/25
8月25日 日曜日
こんにちは、勝間和代です。
ここ数年はずっとミドルボブだったのですが、定額制美容院サービスのMEZONにも入りましたし、あと、私は今のところまで大して白髪がないのですが、おそらく50代後半になると白髪にも悩まされることになるため
「髪の毛を伸ばす最後のチャンス」
ではないかと考えています。
まぁ、伸ばすといっても、極端なロングヘアにするわけではなく、肩よりちょっと長くするぐらいのイメージを持っています。
基本的に将来加齢で、思い残しそうなことは今のうちにやっておくのが50代だと自分では考えていますので、やれることはやっておこうと思います。
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---サポメ本文---
恥から自由になろう ~ その7 弱い自分となりたい自分をいつも統合していく
おはようございます。勝間和代です。
1週間を通じて、私たちがいかに勝手に恥という概念を作り続け、そしてそれによって自分も落ち込むし、また行動がいかに不自由になっていくかということについての共有をしていきました。
そして、なぜ恥という概念を作ってしまうかというと、私達は既に外からどのように見られてるかを気にしてるし、そしてなぜ気にしてるかと言うと外との関係性や繋がりが絶たれるのを恐れるためです。
実際に自分が恥ずかしいと思うだけではなく、他人も自分のことを恥ずかしいと思った場合には、その恥ずかしいと思った他人の一定割合が私達との関係性を切ろうとしたり、あるいは切らなくとも遠ざかるとするため、なるべく私達は恥ずかしい自分を見せないようにしているのです。
そして、そのような恥の学習は、小さい頃は家庭で、そして育つにつれて学校でその後職場であるいは地域でといった形で、段々と学習をしていってしまうのです。恥について、攻撃をされた経験が多ければ、多くなるほど、自分の殻はどんどん固く強くなってしまいます。
しかし、この弱い部分を見せた時に、常にそのことを他人が私たちを恥ずかしいと批判するわけでもないし、また実際に弱い自分であった時にそのことをつついて非難をするよりは多くの人がそれを助けてくれるということを、私たちは学ばなければいけません。
特にインターネットのように人間の善意が簡単に繋がるようなテクノロジーを手に入れた今では必ずしも非難をする人達だけではなく、応援をする人達がたくさん見つかるため、その人達と繋がっていく方法も色々と手に入れることができるようになりました。
弱い自分を隠そうとしてしまえばしてしまうほど、どんどん私たちは真の自分らしさや真の自分の姿から遠ざかっていく傾向にあり、どんどん自分に対する不満も溜まっていくし、また弱いところを含めた本当の自分とありたい自分の区別がつかなくなっていきます。
自分に弱い部分があるということも、自分が傷つきやすいということも、決してネガティブなことではありません。全ての人達がそのような傷つきやすさや弱みを抱えているのです。
ただ、人によってその弱い自分をしっかりと認め、そのことについて、上手に自分を開いて人から助力を得るようにしたり、アドバイスを得るようにしたりできるのか、あるいは弱い部分がなかったこととして、感情的に無視をしてしまったり、お酒やその他の依存性のものをの力を借りて隠してしまったりするかの差になります。
私達がなぜ前に進めるかというと、傷つくことを恐れるのではなく、傷つくことは当然怖いけれども、その傷から立ち直れるような回復力が存在するからですし、また弱いことを認めて他の人に助けてもらおうとすると、そこに力が集まってくるからです。
また、残念ながら自分の恥ずかしいという殻から抜け出せない人は、他人の恥ずかしさについても敏感ですし、それを非難しますし、もう既にその殻を脱ぎ捨てて次にチャレンジしようとする人達の足を引っ張ったり、非難をすることもあります。
しかし、この傷つきやすさを抱える私達が、それでも自分がこのように進んでいきたいという目的に向かってチャレンジを続けられるのは、自分たちの弱さを受け入れてくれる信頼性のある家族や友人、職場や地域に囲まれているからです。
そして、そのようなコミュニティは自ら自分で飛び込んでいく必要もありますし、また自分が属してるコミュニティの中で、どんどん私達が他の人の弱さを受け入れ、そしてお互いに助け合う雰囲気を率先して作り上げていく必要があります。
また、私達はあまりにも自分の理想に対して、現状の自分のギャップがあるとそこに対して恥を感じる他、怒りを抱えることになります。セルフコンパッションという概念を前に、共有しました。セルフコンパッションでは無理やり自分のポジティブな面を考えて肯定するのではなく、常に私たちは自分自身を自分のもっとも大事な友人と考え、落ち込んだ時にもうまくいかなかった時にも、もし親友だったらどのように声をかけるかということを考えて、自分を無理に責めすぎずに大事にしてあげるのです。
だからといって、自分の弱さにあぐらをかいて、ふんぞり返って、常に他人の協力ばかり仰いでいればいいかというとそういうわけでもありません。弱いことについて、それを認めた上でどのようにその回復をしていくかということに、私達自身も恥ずかしく感じないまでもある程度のフィードバックを受け、進捗をしていく必要があります。
また、自分の殻をなぜ作ってきたかという過去について、いろいろ思いを馳せると、さまざまな、私たちと関わった人達について怒りの感情が湧く人も出てくることでしょう。しかし、そのような過去の様々な人達についても、もう既に私たちがセルフコンパッションや、この恥から自由になるという概念を理解した今では、きっと相手も苦しかったんだろうなということが理解し、想像できるようになります。
そして、常に過去の様々な人間関係について、悲しみや怒りが湧いた時には、その時の自分も相手もまだ色々なことに対処できるだけの蓄積がなかったのだなと理解し、自分についても相手についても、怒りや悲しみの思いを手放し、未来を見つめて、自由になっていければいいのです。
弱く傷つきやすい自分を認めるからこそ、人との正直な関係性がとても重要だということが理解できていきます。また、他人の弱さに対しても共感できいかにサポートできるかということを考えられるようになってきます。
何か新しいことを習得しようとしてもなかなか、その習得のスピードが遅いと、ついついうまくいってる人に比べて、私たちはいつもその出来なさ加減に恥を感じてしまいますが、それはうまくいってる人も様々な失敗や、傷つきを繰り返しながら、前に進んでいて、単に私たちがその全てを知らないだけなのです。
外で、常に自分の殻に閉じこもり、傍から見た時に、より良く見せるような自分を演じ続けていると、疲れとストレスを溜めてしまいます。そして一番悪いケースは、その外で溜めたストレスの捌け口に家族や親しい友人を使ってしまうことです。
あまりにも恥に対する経験が高まりすぎると、自己愛性人格障害に近い症状を私達は蓄積していってしまいます。すると、お金や名声、外部から賞賛といったようなものを常に欲し続けてしまいますし、また自分に近しい人に対してはその人達をいじめることで自分の存在感を示そうとしたりしてしまいます。
まさしく弱い自分が存在しているにもかかわらず、その弱い自分の姿を認めず、なりたい自分ばっかりより良く見せようとしてしまった結果です。
私達は弱い自分を認めてこそ、その先にある、なりたい自分について、着実に進んでいくことができますし、また様々な人と助け合える経験や意欲を持つことができるのです。また弱いからといって、チャレンジを怠るのではなく、弱いからこそ傷つきやすい、でも傷つきやすいからこそ、私たちなんだということを理解した上で、周りの助力を得ながら、前に進んで行く勇気が必要なのです。
今週1週間を通じて
「恥」
「恥ずかしさ」
という、私達の考えや行動を狭めてしまう亡霊のような概念を理解し、弱い自分、傷つきやすい自分を認められたと思います。
そして、その恥を克服するため、人と繋がりながら前に進んでいく私達の姿をより強固にイメージし、少しでも長く心理的安全性の高い環境をどうやって作っていけるのか、一緒に前に進んでいければ幸いです。
最終日の課題は
・あなたは、「恥」の概念がいかに私たちのチャレンジ精神を曇らせ、行動に縛りをかけ、そして何よりも自分の価値を傷つけているかということについて理解をできましたか?
・あなたは、弱い自分も、そして目指す自分もどちらも自分であるということを理解し、その二つを統合しながら、しっかりと周りの人の助けを得ながら、そして、自分も人を助けながら、仲間といっしょに前に進んでいけるイメージを理解できましたか?
・あなたが、この1週間で「恥」が私達を縛っていることについてもっとも衝撃を受け、これからやっていこうと思ったことを教えてください。
です。
お疲れ様でした。来週のテーマは
「システム思考を理解する」
です。お楽しみに!!
---ここまで---
いかがでしたか?
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