登録日:2019/08/19
8月19日 月曜日
こんにちは、勝間和代です。
普段困っている事の一つに私が広げているノートパソコンの上にちろちゃんが乗っちゃって、誤入力や誤動作を起こすことです。そしてもちろん一度故障しています。
そこで姿勢を良くすることもあり、ノートパソコンにまた外部ディスプレイと外部キーボードをつないで、ノートパソコン自体は閉じるようにしたのですが、今度はその閉じたノートパソコンにちろちゃんが乗ってしまって、結局壊れそうになるのにはあまり変わりません。
そこでしばらく悩んでいたのですが
「そうだノートパソコンの上に乗れるようになってるからいけないのであって、立ててしまえばいいんだ」
ということに気付いて、前に使っていたノートパソコンを立てる台を引っ張り出してきて、縦にしてちろちゃんが乗れないようにしました。
こりないちろちゃんは、立てているノートパソコンと、 私のキーボードのほんの小さな隙間にじっとしていますが、それでもとりあえずノートパソコンが壊れるのはこれまでよりもリスクが少なくなりそうです。
とにかくいつも膝の上か、私のパソコンデスクの上にいないと気が済まないみたいなので、まぁ、かわいいので、いいことにします。でれでれ。
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---サポメ本文---
おはようございます。勝間和代です。
今週1週間は
「自分の弱さを認めることで、自分に勇気を持つ」
ということを一緒に学んでいきたいと思います。
特に中心に行いたいのは、いかにして
「恥」
の概念から自分たちが自由になるかということです。
私達はいつも何かと比較をされ続けています。あるいは他人が比較しないとしても、自分自身が常に何かと比較をしてしまっています。
そして、常に私達は
「より素晴らしい自分」
にならなければいけないというような一種の強迫概念を持っていて、常にFacebookやInstagramなどに
「素晴らしい自分」
を掲げそこに「いいね」を貰うことを考えてしまいます。なぜそのような風潮があるかというと、やはり現代社会が競争社会だからです。
競争社会の中では、より優れた自分でいなければ社会のリソースがなかなか自分のところに集まってこないため、常にいかに自分が優れているかについて演出をしたがりますし、また、自分の社会の序列のようなものをいつも気にしてしまいます。
そして少しでも他人から自分が、善良であるとか、頭が良いとか、見かけが良いとか親切である、パワフルであるといったような賞賛をいつも欲しています。
ところが残念ながら常に私たちは完璧な自分でいられるわけではありません。またメディアが見せるような素晴らしい人達と比べてしまい、自分たちの足りなさ加減をいつも痛感してしまいます。
そうすると、何が起きるかというと、傷ついた自分を慰めるためにより自分よりも劣ってると思える人を勝手に探し、その人達を、面と向かって、あるいは心の中でこき下ろしたり、中傷したりして、心の平安を保とうとする闇を抱えます。
また何か新しいことにチャレンジしようとした場合にも、その失敗を恐れてしまうし、また失敗そのものを恐れるというよりは、失敗したことによって
「それ見たことか」
と、周りから恥をかかされることを嫌がるのです。
私達は傷つきやすいからこそ、自分をなるべく
「努力によって到達できるはずの素晴らしい自分」
を目指して自分に鎧を着せたがります。また何か、新しいことに取り組んだり、自分の不安を認めたり、新しい会社に移ったり、新しい責任を引き受けようとしたりといったような
「自分が生身になって傷つく可能性がある場面」
を意識的にも無意識的にも避けてしまうのです。
私達は人前に出る時には普段家の中ではユニクロのルームウェアを着ている人でも、さすがにユニクロのルームウェアで電車に乗る人は滅多にいなくて、公共交通に乗る時にはちょっとおしゃれな格好をして外に出ることでしょう。
それと、全く同じように私たちはついつい人前に出る時には何らかの形で化粧をしたり、髪型を整えるように自分の見せ方を整えて、構えているのです。
自分の弱みや失敗については、周りの人から、こきおろされないにするため、なるべく隠そうとします。なぜかというと、人と違うことをしていたり、弱みを持っていたり、あるいは新しいことをチャレンジして失敗すると常に
「恥」
すなわち、他人からネガティブな評価をされることを恐れ続けているのです。
しかし恥をかく時に非難をするのは他人であり、必ずしも自分自身が自分を非難するわけではありません。あるいはいじめにあった時とかにそのことを周りに打ち明けられない大きな理由は
「恥ずかしいから」
です。恥というのは常に他者評価や社会規範との評価がセットになっています。
様々な悩みや失敗について、うまく人に打ち明けられないのも
「恥ずかしいから」
です。
そして、恥を感じるように育てられた場合、自分自身で恥を感じるだけではなく、その恥の概念を解消しようと、自分より劣る人をさらに批判する傾向になります。
つまり、自分が恥ずかしいと感じることはともかく、他人に対して
「こんなことをして恥ずかしくないのか」
「それは恥ずかしいだろう」
と指摘したり言ったりすることは、一種のいじめなのです。
また、私達は恥ずかしいと指摘されると、余裕をなくして誤動作を起こします。相手を貶めて同じように批判をするか、あるいはその場から逃げ出そうとするのです。
そして、タチの悪いことに、親や上司は私たちをこれまで
「恥」
の概念を使って支配をし続けてきました。そうすると、私達は常に恥をかかないようにということを基本に行動してしまいます。
その結果として、ついつい完璧主義になるし、また失敗の可能性が高いことについてはなるべく手を出そうとしなくなるのです。そして、過去の常識にとらわれ、社会の規範から外れそうなことについても、チャレンジをしなくなります。
ところが、この恥を使って人を支配する人は少なくありません。むしろ多数派と言ってもいいぐらいです。
私は最終的に勤めていた証券会社を辞めるきっかけになったのは、他の証券会社からやってきた新しい上司が
「日経新聞のアナリストランキング順に席を入れ替える」
と言ったことからでした。アナリストランキングが上位のアナリストには窓際のいい席を与え、下位のアナリストには入口際や中央の方の席を与えるというのです。そして、それが恥ずかしければ、さっさと頑張って、アナリストランキングを上げろということでした。
その時私は何が起きたのかは分かっていませんでしが、少なくともこの上司の下で働いてはいけないという直感が働き、その話を聞いてからすぐに会社を辞めたいということを話しました。
そして後々、様々な組織論や心理学の本を読んだ時に、このやり方が正しく
「相手の恥に付け込んで支配をするやり方」
ということが分かったのです。
また、日本における子育てでさまざまな場面で、私たちは
・男らしさ
・女らしさ
をそれぞれの性別で強要され、そこから逸脱すると、恥ずかしい、らしくない、と貶められます。
結婚についても同様で、いわゆる適齢期に結婚をしていないと、それはそれでまた貶められ、さらに結婚していても、子供がいないとなぜ子供がいないのかということについて、根掘り葉掘り聞かれます。
ある意味、これまで私たちが生きてきた中で社会において、この
「恥」
というのが、私達に言うことを聞かせるためのムチだった訳です。
しかし、恥というのはあくまで他人が私たちにかかせるものであり、自ら感じるものではありません。もちろん他人からの攻撃ですからさまざまな場面で私たちが受けることはありますが、その恥攻撃を打つ受けた時のスルー方法や立ち直り方法が重要なのです。
恥の概念から自由になるということは、他者評価から自由になるということでもあります。また恥という概念を使って自分をコントロールしようとする人たちから離れるセンサーにもなります。
他人から恥という攻撃を受けることを恐れないということ、そして、恥を使って支配をする人からは、スルーをするかなるべく離れるということをやってみてください。
もちろん私達自身も周りの人や自分の子供に対して恥を使って相手を支配してはいけません。
恥という概念から、自分の心を自由にしてあげるのです。今週1週間は、もう少し、これをどうやって行うのか掘り下げていきましょう。
初日の課題は
・あなたは、他人から自分が劣ってると見られないために、常に武装する傾向があることに気づいていましたか? ありのままの自分のよさや弱さも認められるようになっていますか?
・あなたは、「恥」という概念を使って私たちの親や上司や多くの利害関係者が、私たちの行動を相手の価値観にはめようとしていたことを、これまで気づいてきましたが?あるいは自分が自分の周りをそのようにコントロールしていませんか?
・あなたは、「恥」により、リスクに挑戦する気を失わせるし、ジェンダー規範のような過去の価値観にがんじがらめになり、自分の望む行動ができなくなってる傾向があることを知っていますか?
です。
---ここまで---
いかがでしたか?
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