登録日:2019/04/11
4月11日 木曜日
こんにちは、勝間和代です。
先日 Google の日本本社に遊びに行ってきました。主に音声入力その他についてのディスカッションが目的だったのですが、色々自動翻訳の話にもなりました。印象的だったのが
「ここ特に3ヶ月ぐらいでびっくりするぐらい翻訳の精度が上がってるので是非試して欲しい」
ということでした。例えば YouTube で話してる人の言語を英語字幕にしたりすることも可能だそうです。
なので私が YouTube コンテンツを作ったとしたら翻訳者なしに全世界に見てもらえることになります。
またいわゆる、リアルタイム翻訳はいつぐらいに可能かという話を聞いたところ、 5年ぐらいかかると聞いたら、もっともっと早いんじゃないのと言われました。
まぁ実際、私がこれ音声入力してるわけですから、この音声入力の後の日本語をそのまま一瞬英語にして戻せばいいわけで、確かにさほど今の技術から遠くないと考えます。
いわゆるドラえもんのほんやくコンニャクが本当にすぐそこに来ているわけですよね。
そうなってくると、どこまで外国語を真剣に自分で勉強しなくてはいけないのだろうということについては疑問になってきます。
まあそうは言っても、2019年現在で私がその Google のエンジニアの方と直接話せるのは、私がある程度英語ができるからで 、いくらそのうちほんやくコンニャクができると言われていても、 それができるまでの期間をどうするかという問題は残りますよね。
せっかくなので、これまでの日本語の文章を Google の自動翻訳にかけてみて英語でそのまま載せてみますので見てみてください。
When can we do real-time automatic translators?
Hi, I'm Kazuyo Katsuma.
The other day I went to Google Japan headquarters for a visit. The main purpose was to discuss speech input and other topics, but we also talked about automatic translation. It was impressive
"Because the accuracy of the translation has risen so much, especially in about three months, I hope you try it."
It was said. For example, it is possible to make the language of the person who is talking on YouTube into English subtitles.
So if I created YouTube content, I would be able to see the whole world without translators.
Also, when I heard about what time it is possible to do real-time translation, I heard that it will take about 5 years and it is said that it is not even faster.
Well, in fact, since I am inputting this voice, I think that it is sufficient to return Japanese after this voice input as it is to English for a moment, and I think that it is certainly not far from the current technology.
The so-called Doraemon's Konnyaku is coming right there really.
When that happens, you will be wondering how much you must seriously study foreign languages yourself.
Well, yes, as of 2019, I can talk directly to the Google engineer because I can speak English to some extent, and even if it is said that I can do konjac in a while, I can do it. The question of what to do with the time period remains.
It's a pain, so please try looking at the Japanese sentences that have been written so far, using Google's automatic translation as they are in English.
まぁ大体は分かりますけどやはり結構間違ってますよね。でも意味はほとんど通じるのでそれで十分と言えば十分かもしれません。 まあ少なくとも私が翻訳するよりもずっと正確です 。
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適切な自己評価の技術を考える~その6 自分も他人も良い悪いではなく、「ありのまま」で判断する
おはようございます、勝間和代です。
自己評価の技術において一番間違えられやすいのが
「テストのようにまるで目指すべき高い点数があってそこに向かって自分を合わせていく」
という考え方です
しかし4日目に長所と短所はセットというお話をしたように、それぞれの人はそれぞれの特徴を持っています。そしてその特徴がうまく生きる時は長所になりますし、うまく生きない時に短所になってしまいます。
自己肯定感を上げるためには、良い自己評価を取ることが必要だと考える人が多いと思いますが、そうすると良い評価でないときには自分が価値がないとして、自己肯定感が下がってしまいます。
また、身の回りの人も、自分の基準においてこの人はいい、この人は悪いといったような形で、点数をつけてしまいがちになります。ある意味自分にとって相性が良い悪いとか、わかりやすいわかりにくいなどということあると思いますが、自分の色眼鏡で相手を判断してはいけないのです。
是非分かっていただきたいのが、それぞれの人の特徴に優劣はないということです。例えばストレングスファインダーで34個の指標がありますが、何が優秀な資質で何が優秀でない資質であるということは全くありません。
よく言われる、成功者が多く持つといわれる最上志向ですが、最上志向の人だけ集めてチームを組んだら、意見が全くまとまらず、それは簡単に破綻をします。だからこそ面接において採用前にストレングスファインダーを受けさせてはいけないというのが決まりです。多様性が失われるからです。
自分のありのままを認めることができると、初めて相手のありのままも認めることができます。そうすると自分と違っている人に対する敵意がなくなりますし、相手の良いところも落ち着いて見ることができるようになります。また自分と違うところがあったとしても無理に相手を変えようとせず、どうしても不都合がある場合には距離を置けばいいのです。
他人が自分に対してネガティブな評価を加えたとしても、それは相手にとってそのように見えていると考えることが必要です。そのことが良いか悪いかというのはあくまで相手の価値判断であり、その評価を受けてる自分たちが過度に左右をされる必要はありません。
自分も完璧にはなりえないし、相手も完璧ではないのです。相手が自分に対して行ったことは真実ではなく、単に相手の認識です。 高い自己評価にとらわれてしまうと、自己評価が高くない自分を愛することができなくなってしまいます。
つまり適切な自己評価とは何かと言うと、「ありのままの自分を認めそれを肯定できるようになること」です。
アナと雪の女王があんなに大ヒットしたかと言うとまさしく、エルサが自分の周りを凍らせてしまうという能力を否定し続け、とうとうそれが破綻して一旦引きこもりになるものの、 周りの人の力でもう一度自分に対しての肯定感を取り戻していくというストーリーだからです。
もちろん今の自分で、物足りないところはいくらでもあるでしょう。その場合には今の自分をしっかりと認めた上で、そこに新しい自分を追加していくのです。今の自分を否定する前に、より前に進んで行くという決意で行くわけです。
今もいいし、これから先はもっとよくなると考えます。
なぜ完璧主義が問題かと言うと、常に完璧であるべき自分と、今の自分を比較して自己肯定感を下げる可能性があるからです。なぜ適当が重要かと言うと適当で十分と自分が肯定できるようになる信条が必要です。
ありのままの自分を信じるためには、昨日お話しした「感じる自分」を大事にする必要があります。 今、外向きの自分と、内向きの自分が乖離してしまってる人は少しずつでいいからその違いをなくしていくのです。
つまり世間的な評価が高いことが価値が高いのではなく、自分が気持ちが良いと感じることが価値が高いと考えるように、自己評価の価値観を変えていきます。
ストレングスファインダーもあくまでそのような状態が自分にとって気持ちが良いと解釈すれば、これまでとずっと違う使い方ができると思います。人にとって役に立つとか自分にとって役に立つではなく、自分が人間としてどのような資質を使う時が一番幸せなのかと言うことに置き換えるのです。
あなたのネガティブな場所を見つけてあなたを否定してくる人は、あなたに問題があるのではなくその人の何らかの内面が投影されていると考えてください。自分が得意なことを相手ができないとしたらそこを指摘することで自己肯定感を上げたいのかもしれませんし、元々自己肯定感が低いので、自分もそうやって欠点を指摘され続けてきたから、何も考えずに相手の欠点を指摘しているのかもしれません。
あなたの周りには、自分のことではなく周りの人のことばかり気になって、周りの人の評価をひたすら行うような噂好きの人がいると思います。その人が行なっていることは何かと言うと、自分と見つめ合うことが怖いか、そこまで行かなくてもその習慣がないため、視点が自分ではなく他人に向いてしまっているのです。
私たちは相手を「ジャッジ」「評価」してはいけないと習ってきました。これを自分にも当てはめて、様々な自己評価ツールは自分の特徴をとらえるために使い、繰り返しになりますが、善し悪しの判断に使わないようにしましょう。
自分が相手からどう見えてるのか気になる人は、実は視点が相手にあるのではなく自分にあるのです。つまり人と会話をしていても、相手と自分の相互作用に関わりを持つのではなく、相手から見えてる自分だけに興味があるということです。
七つの習慣の中に
「理解してから理解される」
という習慣があります。私たちは自己評価と言うとどうしても自分たちが理解してほしいということに囚われてしまいますが、周りから正しい自己評価を受けられるようにするためには、相手の理解が欠かせません。
自己評価の究極的な目的は、自分の人に対しありのままを受け入れられるようになり、自分に対してポジティブになることです。よく人の良いところを見ようという話をしますが、自分に関しても良いところばかり見ようとすると、自分の悪いところの否定になってしまいます。
自分がこの程度の人間だと決めつけて自分で評価を引き下げず、これまでの自分をしっかりと認めた上で、さらに必要なこともやれる力があるということを信じ、これまでもよかったけれども今後もより良くなると考えていけることを目指すのです。
この考え方を自分にも他人にも使えるようになりますと、自然と人間関係もとても良くなります。
是非、頭の中で
「ありのーーーままのーーーー、すがたーーみせーーーるのよーーーーー♪」
と歌いながら、ありのままの自分をぎゅっと抱きしめてあげることを習慣にしてください。
6日目の課題は
・あなたは、自己評価を行うときについつい良い自分と悪い自分を区別し、良い自分だけを大事にして悪い自分を否定しようとしていませんでしたか?
・あなたは、ありのままの自分を受け入れることで、周りの人もありのままを受けることができるようになり、より良い関係性を築けるきっかけになること、理解してから理解されるように考えてきましたか?
・あなたは、周りの人の目が気になってしまうのは、視点が周りの人にあるようで実は自分のより良く見せたいという偏った評価だけにあることに気づいてきましたか? もっと周りを理解することで自分の評価に繋がること、頭の中で繋がりましたか?
です。
---ここまで---
いかがでしたか?
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