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ゲームをする時間と運動する時間を同量にする方法を見つけました。それは「トレッドミルに乗っている間だけゲームをしていいことにする」です。

登録日:2019/04/08


4月8日 月曜日

こんにちは、勝間和代です。

先日ちょっとお話ししましたが、肥満専門の小児科医の先生が児童に対して運動した時間だけゲームとかテレビを見るといったような受動的な作業を許可してるというお話を聞いて、私も真似しようと思いました。

そして、色んなゲームが好きなのですが、AI相手にゲームで戦っていると平気で20分とか30分あっという間に時間が経ってしまいます。1時間や2時間もすぐです。

そうすると、毎日これを同量にするの結構大変だなと思っていたのですが、ふっといい方法を思いつきました。それは何かというと

「ジムでトレッドミルで早足で歩いてる時に、これまではNetflixを見たり、音楽を聴いていたりすること多かったのですが、この時間帯をゲームに当てる」

です。

そうしたら、大正解でゲームに夢中になってるうちに5キロも6キロも歩ききってしまいます。本人は汗びっしょりなのですが、全然それに気付かずにゲームが終わったり、ワークアウトが終わるとはこんなに汗をかいていたんだという感じです。

まぁ、どこまでいい方法がわかりませんが、私的にはちょうどいいので、ちょっと試してみたいと思います。

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適切な自己評価の技術を考える~その3 心理的安全性の重要性


おはようございます、勝間和代です。

昨日は自己評価をするためにはメタ認知が必要であり、メタ認知のためには、客観的な指標となるボキャブラリーが必要であること、例えば「7つの習慣」のようなボキャブラリーをいつも持っているかどうかで、自分を見直すことができることを説明しました。

これだけ、7つの習慣が大事だとわかっていても、コミュニティで皆さんが確認した通り、実は意外と空では言えないものです。これはある意味英語と同じですよね。何かを説明しようとしてなかなかその英語のボキャブラリーが出てこなかったということは、皆さんも経験があると思います。だからこそ、繰り返し反復しておくことが必要です。

一方、適切な自己評価のためには、周りからの適切なアドバイスやフィードバックが不可欠です。周りから正しくサポートされ、正しい評価を受けるために必要なキーワードとして近年注目されているのが

「心理的安全性」

です。

心理的安全性とは何かと言うと、その組織の中で自分をさらけ出してもいいと本人が確信できる環境が整っていることです。

昨日なぜジェンダーが自分たちの自己評価を歪めるかと言うと、女性も男性も、特に男性は自分の内なるものをさらけ出すと、「男性らしくない」と言われることが社会的に自分の評価を引き下げる傾向があったからです。つまり自分をさらけ出すことに対しペナルティがある社会がありました。ジェンダーに関しては、正直でいることに心理的安全性がないのです。

自分をさらけ出すことを拒むと周りから評価が正しくなくなりますし、自分も間違った評価のまま自分を見つめ直し続けることになります。

心理的安全性というのは、組織の人に依存や丸投げをしていいというメッセージを送るわけではありません。相手をしっかり理解した上で、相手に最も適切になるような行動をお互いに取ろうという考え方です。

つまり安心して自己開示を行える環境を整えることで、お互いの評価を正しく行い、それによって仕事の効率をあげようという考え方です。

私の一つの口癖は「私達はエスパーでない」です。

これはどういうことかというと、

「相手の気持ちは言葉にしてもらわないとわからない。そして自分の状況や気持ちも言葉にしないと相手に伝わらない」

です。

何も言わなくても相手がわかってくれると思うのは、それは自分の甘えです。 適切な自己開示を行うことができれば、身の周りに人があなたに対して適切な評価を行うことができますし、それを通じて適切な人間関係を築ける可能性が高まります。

そして心理的安全性の中で適切な自己開示を行う方法というのは、実は何かと言うと、なんと、

「質の高い雑談」

なのです。

たとえば、自分がどのような環境で生まれ育ったとか、どのような食べ物が好みとか、どのような信条があるか、と言ったような自己開示を行うことで、上司や周りの人はあなたのことを適切に評価してくれるようになります。

適切な評価があれば、相手もコミュニケーションの手法を選びやすくなります。そしてどのようなチームの運営の仕方や指示の仕方がお互いのためになるかを自分で考えられるのです。

勝間コミュニティでは、ストレングスファインダーの5つの強みやその人がどこに住んでるか、などについても開示をしてもらっています。あるいはコミュニティの中で様々な課題に対するディスカッションや雑談が行われてるのを皆さんご存知だと思います。

そうすると月例会や他のオフ会で会った時にも、皆さん異口同音に言うのが、特にコミュニティに活発に投稿している人に対して、「初めて会った気がしない」という言葉です。それは当然です。なぜなら、ここで様々な質の高い雑談を通じてお互いの人となりを評価しあっているからです。

つまり私たちは適切な自己開示を繰り返すことで、自然と周りの人から正しい評価をもらえる環境を整えることができます。

心理的安全性の有無についてのわかりやすい例は、通常のインターネットのブログと Facebook のような SNS です。私たちが内容的に微妙な内容はブログに開示するのではなく SNS 上で Facebook に友達限定として開示するのは、そこに心理的安全性があるからです。自分の事をむやみに攻撃する人がいないということが分かっているからこそ、安心して自分の弱みをさらけ出せるということになります。

虐待や、隠し事がある家庭の問題点は、心理的安全性が家庭内ですら確保できていないことです。そうすると、家族は自己開示を拒むことになります。建前と本音が生まれるのです。そしてどんどん、言動が不一致になっていきます。

私たちが、心理的安全な立場でお互いに自己を開示できる場所が広がれば広がるほど、自己を自分だけではなく他の人と経験と共有し拡張ができますので、才能も経験も広げることができます。

また自己開示をするためには、人に自分の状況を言葉で説明する必要がありますから、自分の感情や経験や心の中についてそれを適切な言葉で表現できるという能力がとても重要になります。

これまで、初めて様々なサポートメールの課題を言葉にしようとして気づいた人も多いと思いますが、自分の経験や感情を言葉にスラスラ表すというのは一定の訓練が必要です。

普段からこの訓練をしていないと、まず自分の感情を言葉にすることができません。言葉にすることができなければ人に伝えることもできないし、そして人に伝えることもできなければ相手から適切な評価を受けることができませんので、色々と自分の行動に対しチャンスが減ってしまうばかりか、自分の望まないことが起きる可能性が高まってしまいます。

私がこれまで様々な人に対して音声入力を推奨すると、意外と多くの人が「音声入力が難しい」と言います。それはなぜかと言うと、自分が話す言葉のスピードで自分の思考を言語にすることができないためです。キーボードですと、キー押すのが遅いので、思考のスピードにぎりぎり間に合うか、考えたあとでキーボードで打てるのでなんとかなるというわけです。

日本でも海外でも、「男らしさ」という表現の中に、寡黙な人を評価する傾向があります。しかし私はこれは完全に間違ってると思います。寡黙になって相手にその気持ちを察しろと言うのでは相手に負担がかかってしまいます。ゴルゴ13のデューク東郷ような主人公がもてはやされたのは、もうすでに時代遅れです。

私たちが良くも悪くもお笑いの世界に惹かれるのは、お笑いの世界では、自分の心の中で思ってることを適切にお笑いのプロの人たちが言語にしてくれるからです。そこで私たちは心の中と言葉が結びついてすっきりするわけです。

適切な自己開示のためには言語の訓練が必要ですが、言語の訓練に最も必要なのは、たくさんの読書をしたりたくさんの映画を見たりして、なるべく色々な言葉に触れることです。そしてまたここでバイリンガルの問題に戻ってしまいますが、なぜバイリンガルが危険かと言うとより深い思考をするためには、思考を二つの言語で行うと、その分不利になるからです。

バイリンガルの家庭で育っても2カ国語とも深い思考ができるようになった子どもは、親やその本人が非常に気をつけて読書習慣を保っていた家庭だけです。

自己評価と言うと、ついつい診断テストのような様々なツールを求めようとしてしまいますが、それ以前に自分の考えや、これまでの行動や、これからしたいことを、自分がしっかりと言語で説明できるかという言語技術を磨いてください。

そして培った言語能力を心理的安全性が確保してる場所で、文章や口頭でアウトプットをすることを繰り返すのです。それにより、自分で自分を評価できますし他人からも自分を評価してもらいやすくなります。

寡黙は自己評価について NG と覚えておいてください。

3日目の課題は

・あなたは心理的安全性が高い空間において、自分をしっかりと見つめ、質の高い雑談などを通じて自己開示をする習慣が自己評価につながるということを理解し、積極的に実行していましたか?

・あなたは、 自分のことを人に分かってもらうためには言語能力が重要であり、自分の考えてることや理解してること、過去の経験や将来の目標などを言語にして表すボキャブラリーを蓄えようと努力してきていますか? さらにそれを適切にアウトプットしていますか?

・あなたは、「寡黙」というのはまちがった価値観であり、でいては自己評価もできないし、相手に負担をかけてしまうこと理解しましたか?

です。

---ここまで---

いかがでしたか?
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