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ダメだ、指が治ってくると無意識に指を使いまくってしまう

登録日:2018/12/20

12月20日 木曜日

こんにちは、勝間和代です。

お陰様でバネ指の手術をして順調に回復中です。これまで左手の薬指や小指を使うと痛かったのがあんまり痛く無くなってきました。

そうすると、こんなに音声入力の訓練をして色々環境整備をしたにもかかわらず、ついつい、ふと気がつくと指を使いまくってしまっています。

そしてまた指を使いまくると、懸念しているのが再び炎症が起こってしまうことです。なんせ、50年はこの指を使い続けなければいけないのですから、再び炎症が起きてしまうと大変なことになってしまいます。

そして、いくら音声入力とはいえ、何パーセントかは間違えるので、その部分を修正するにも指が必要です。

どうしたら指を使わなくなりますかね、いっそのこと、キーボードを無くしてしまうというのも一つの手ではないかと思います。どうなんでしょう。音声入力かandroidのフリックしかもう修正をできなくするわけです、ちょっと試してみます。

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試行錯誤の技術 〜 その6 過去のうまくいっていないことこそ、新しい道筋を教えてくれる地図である



おはようございます、勝間和代です。

昨日は、試行錯誤はマラソンのようなものであり、年単位で結果を見るようにしようということを推奨しました。

今日は昨日少し触れましたが、もう少し私たちがはまりがちな罠である

「過去の蓄積や体験に固執してしまう」

ということについて考えていきましょう。

試行錯誤が年単位で行ってもうまくいかないケースがあります。それはなぜかと言うと進捗がしてないのであれば明らかにやり方が悪いのです。しかし私たちはこれまで年単位で行っていたのだから、もっともっと頑張れば何とかなるはずと同じところをぐるぐる回ってしまいます。

しかし試行錯誤のポイントは何と言っても

「うまくいかない場合は、違うことをやり続けること。」
「うまくいかない場合は、新しいやり方を試してみること。」

この2つです。

とにかく、いまのやり方をやり続けていてそれがうまくいかいときは、それが新しいことを見つけるチャンスです。古いことでなぜうまくいかないんだろうということを考え続けると、そこにどのように軸をずらせばいいかという新しいヒントが生まれてくるのです。

例えばこのメールも音声入力で行っていますが、私がこれまで一番長く時間を使ってきたのは、実は今使ってるソフトウェアではなく、「ドラゴンスピーチ」というソフトウェアです。

以前から老舗の音声入力ソフトとして存在し、現在、Windows10に標準搭載されているのもほぼこのドラゴンスピーチがベースになっています。しかし私が10年近くドラゴンスピーチを試しても試しても、そして高性能のものにマイクを変えても、パソコンを速くしても、辞書を鍛えてもなかなか実用レベルになりませんでした。

なぜドラゴンスピーチがいつまでたってもうまくいかなかったかというと、それはソフトウェアのアーキテクチャにありました。ドラゴンスピーチは、PC単独で使うソフトウェアだったため、学習も私の声しか学習しないし文章も非常に限られた辞書から呼び出していたためです。

2015年ぐらいから、アップルやGoogleがクラウド式の音声入力サービスを始めました。当然データがクラウドですから、様々な文章を持っているので、単体で行うドラゴンスピーチよりははるかに正確な文章を読み取ってくれます。さらに何がすごいかと言うと、スマホやタブレット自体がマイクの性能がいいので、専用のマイクがいらなくなるのです。

私がそのことに気づき、音声入力はこれまでの散々お金も時間も投資したドラゴンスピーチを捨てて、アップルの音声入力を使えばいいのではないかと気づいたのが2017年の頭のほうでした。

ただどうしてそれに気づいたかと言うと、きっかけはうまくいかなかったドラゴンスピーチでした。

自分が出張に行くたびにドラゴンスピーチ用の大きなマイクを持ち歩くのが大変だったので、ドラゴンスピーチのアプリケーションで、iPhoneをマイクの代わりにするソフトウェアがあったのですが、一応理論的にはできるのですがエラーが多く、なかなかその設定が難しく繋がりにくい事が多かったのです。

ただ仕組み的にiPhoneがドラゴンスピーチのマイクとして同じWiFiにつなげてパソコン用のマイクにできるのであれば、全く同じ仕組みで音声入力ができる仕組みがあるのではないかと考えて検索して出てきたのがリモートマウスでした。

しかもリモートマウスはもともと、iPhoneをマウスにするためのソフトウェアであって、音声入力そのものはあまり全面的に押し出されていなかったのです。どうやってリモートマウスの存在に気づいたかはさっぱり忘れてしまいましたが、おそらく、色々検索をかけまくったのだと思います。

そしてリモートマウスが優秀なので、リモートマウスと、iPadの組み合わせでまた1年近く運用していましたが、Apple標準の音声入力より、Googleの音声入力の方が優秀だということに途中から気づき、Googleに乗り換え始めました。そして残念ながらGoogleの音声入力はiPadやiPhoneで立ち上げると繋がるまでに時間がかかってそれがストレスだったので今はこれをAndroidから入力しています。

また、Google音声入力とリモートマウスの組み合わせだと、自分で句読点を入れなければいけないのが大変だったのですが、それを嘆いていたところ、句読点を自動で入れるソフトをAndroidとの組み合わせで開発してくれた人がいたので今はそれを使っています。

参考
VoiceInputが句読点が自動挿入になってめちゃめちゃ便利になりました - 勝間和代が徹底的にマニアックな話をアップするブログ http://krs.bz/katsumaweb/c?c=102518&m=175424&v=d90dd5d2

つまりドラゴンスピーチという使いにくいソフトウェアがなければ、リモートマウスにつながりませんでしたし、リモートマウスがなければGoogle音声入力につながりませんでしたし、Google音声入力がなければ今開発してもらってるソフトウェアもなかったのです。

私がもしドラゴンスピーチ使った時間やお金を惜しんで、今でも頑張ってドラゴンスピーチを鍛えることも可能でしたがそれでは全く前に進めないのです。そういう意味ではドラゴンスピーチを捨てると同時に、私はATOKも捨てました。

漢字かな変換において、昔、Windowsで付属でついてきた漢字かな変換は、全く優秀ではなくてATOKが必須だったのですが、最近はクラウドになってATOKの方が、かえって変換効率が落ちてしまったからです。

俺もドラゴンスピーチどころではなく20年近く使っていた、ATOKを捨てることには勇気が要りましたが、それでも現実を見なければいけません。普段私が入力してる文章をいくつか試しにATOKと、Windows標準の漢字かな変換で入力してみたところ、残念ながらATOKの方が変換効率が低かったのです。

常に過去のものはいつでも、様々な理由で陳腐化する可能性があります、そして私たちが過去に試してきたことも、緩やかにしか上がっていきませんが、新しい技術開発や新しい環境により、突然新しいやり方の方がはるかにうまくいくことがあることを試行錯誤の中では認めなければいけません。

だからこそ試行錯誤がうまくいかない時には様々な情報収集を同時に行う必要がありますし、場合によっては失敗している内容を積極的に人に開示して教えを請う必要もあります。さらに余裕があれば、お金を払ってコーチングを受けることも効果的でしょう。

試行錯誤はどうしても今のやり方を続けることによって、何か前に進めるのではないかと期待してしまいますが、それだけではなく今のやり方で何がうまくいかないのかということを見極めることも重要です。

試行錯誤の基本は失敗から学ぶ技術です。失敗を失敗のまま見過ごして同じことを繰り返すのであればそれは試行錯誤になりません。

是非とも過去のやり方にこだわらず、過去のやり方で何がうまくいっていないのかということを見極め、そのことを軸として新しい情報を探し新しいトライアルを続けてください。

6日目の課題は

・あなたは、いくら試行錯誤が年単位の見極めが必要だと言っても、半年など一定期間行っても成果が出ない場合にはなぜ成果が出ないのかということについて原因分析を行う習慣を持って来ましたか?

・あなたは、試行錯誤をうまくいくことを学ぶというよりは、どのやり方だとうまくいかないかということを学び、そしてその原因を自分で探って新しい情報を手に入れ、うまくいかない方法を塗りつぶすことで、うまくいく「たった一つあるいは二つの方法」を探し出す技術だということを理解していましたか?

・あなたは、試行錯誤うまくいかなかった場合に、過去のやり方をさっさと止めてみる決断を繰り返すことができていますか?

です。

---ここまで---

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