登録日:2018/12/17
12月17日 月曜日
こんにちは、勝間和代です。
11月の終わりにばね指の手術をして、年内はゴルフの練習もラウンドもしないようにと言われているので12月に入れていたゴルフの予定をいくつかキャンセルしました。
そうしたら、随分昔に約束していた1泊2日のゴルフ合宿の予定とかが空いてしまったので、急に時間ができました。
こうやって考えると、つくづくゴルフというのは時間もお金も食べるものだなぁと感心します。
まぁ、お陰様でその分読書をしたり、のんびりAV機器の整備をしたりして過ごしています。
ばね指が治ったらバネ指が治るのと春にかけて
スプリングカップ
を開く予定です。楽しみです!
---------------------------
TOKYO MX「バラいろダンディ」に出演します!
---------------------------
本日21時より、TOKYO MX「バラいろダンディ」に勝間和代が出演します。
詳細は番組のホームページからどうぞ
http://krs.bz/katsumaweb/c?c=102448&m=174309&v=545f5ce0
---------------------------
サポメ試し読みキャンペーン中です!
---------------------------
12月15日~21日まで、この無料メールマガジンを読んでいる皆さんにこれまでに配信したサポートメールをお届けします。
サポートメールは勝間和代からのアツいメッセージを毎朝あなたのPCと携帯に届けるシステムです。
毎朝このメールを読んでから会社に行く人の気持ちを体験してみてください。
そして、自分の人生に対するモチベーション変化を是非実感してください。
http://krs.bz/katsumaweb/c?c=102449&m=174309&v=b342fa77
サポートメール1か月無料体験のお申込みはこちらから
---サポメ本文---
試行錯誤の技術 ~ その3 小さく繰り返し試す
おはようございます、勝間和代です。
試行錯誤の技術について、昨日は軸を持つ重要性をお話ししました。今日お話ししたいのは、
「小さなトライアルを繰り返す試すことの重要性」
です。
試行錯誤の成功率を高める鍵はなんと言っても試行の回数になります。そしてその試行は昨日お話しした通り少しずつ軸を変えて試すことが必要になります。
エジソンが電球のフィラメントのために6000種類もの材料を集めたということを初日にお話しましたが、たった一つの良い材料を見つけるために6000回も試行をしているということです。
多くの人が試行錯誤の途中でくじけてしまうのはなかなかうまくいかないからですが、なぜうまくいかないかというと試行錯誤の概念をほんの数回からせいぜい数10回行って、それで上手くいくかどうかを判断してるからだと考えています。
しかし、試行錯誤のイメージというのは、8回とか9回失敗した後で、ほんの1割から2割の「当たり」を探すのではなく、どちらかというと失敗から学びながら、だんだんと塗り絵のように成功するものを残していくイメージなのです。
よくさまざまな音楽の演奏家の技術は練習時間にその腕や才能が比例するという研究が多くなってきましたが、もちろん、音楽の演奏家が練習しているのはさまざまな曲を試行錯誤してる訳です。そして試行錯誤しながら失敗を知り、その同じ失敗をしないように少しずつ積み重ね練習を行うことで、失敗を消しながら成功を残して一つの曲を奏でています。
私達の様々な方面における試行錯誤も全く同じイメージです。音楽の場合には、楽譜という明確な基準の軸があり、そこからずれていくものに対して修正をしていくということになりますが、私たちも何か達成したいものを楽譜にみたてて、そこに対して演奏をしてみて、そこでズレている音があったらその部分を修正しながら前に進んでくプロセスになります。
したがって、トライアルの回数は10回では少なすぎるぐらいなのです。少なくとも数10回から100回ぐらいは行えるような体制を考えてください。
例えば最近勝間塾ではけん玉ブームですが、けん玉で「もし亀」という技を連続して100回とか200回とかできるようになるためには、様々な失敗を繰り返して、「どうして自分のタマが皿の上に乗らないのか」ということについて観察をしながら、色々と体勢を変えてみたり、受け方を変えてみる必要があります。
そして、けん玉であれば1500円程度のけん玉を買い、家で繰り返し練習をすることができます。これと同じイメージをありとあらゆる試行錯誤についても持ってほしいのです。
もちろん、正しい軸を持たずに自分でフィードバックについても修正をせず、むやみやたらと試行錯誤を繰り返すだけでは、労多くしてこう少なし、となりますが、しっかりとした軸を持った上でいろいろな失敗に対して今実際に何が起こったのかを観察しながら自分でフィードバックをかけていくことが出来れば、試行錯誤の回数の度に私達は学習をし、新しい世界に気づくことができるようになります。
そういう意味で言うと、自宅で出来るけん玉のようにほとんどお金のかからないトライアルについてはどんどん繰り返していけばいい話ですし、お金のかかるトライアルについては最低でも10回、できれば数10回以上自分でやり直しても構わないと思える金額でトライすることが重要です。
例えば、ホットクックに関しては、レンタルで借りることができますから、まずは1週間とか借りてみて本当に自分のライフスタイルに合うのかということを確認して買ってもいい訳です。ただし、その時の試食についても1回や2回で諦めるのではなく、何10回も繰り返して色々作ってみて、そこで美味しいかどうかを考えていきます。
先日のブックレビュー「誰もが嘘をついている」の中で、インターネットの中では盛んにA/Bテストが行なわれてるということが説明されましたが、なぜ様々なIT企業が他の分野に比べて成長が早いかというと、自分たちのテクノロジーを使って試行錯誤の回数を増やすことができているからです。
では、どうやってそのような多数の試行錯誤を行えばいいのかということについて疑問を持つ人が多いと思いますが、私からのメッセージはただ一つで
「常識にとらわれないこと」
に尽きると思います。多くの人は試行錯誤を行ってもせいぜい数回から10回ぐらいですので、山のような試行錯誤をする人に対してそういう人達を変わり者だとかあるいは無駄遣いをしていると考える傾向があります。
しかし、例えば私たちが知ってる有名人ですと孫正義さんとか堀江貴文さんは試行錯誤の天才です。いつでもどこでも何か新しいことを試したり、これまでのやり方に改善を加え続けています。
ブックオフの創業者の坂本孝さんも様々な事業を立ち上げては潰してを繰り返し、ブックオフを創業した時は51歳でした。「俺のフレンチ」や「俺のイタリアン」を立ち上げた時は、なんと69歳です。
「俺のフレンチ」や「俺のイタリアン」のすごさというのは、これまで飲食というのは食材の原価率が20%台というのが常識でしたが、それを60%台にすることによって高級な料理を低価格で出し、その代わりに顧客の回転率を上げることで採算を取ろうとしたのです。これはまさしく、軸を変えてトライアルをすることの重要性を示す一例です。
なぜ私たちは試行錯誤をサボってしまうかというと、失敗した時に自分が傷ついてしまう可能性を恐れていることがあります。
しかし、自分で様々な技能を体得しようとした時には当たり前のように試行錯誤の練習を繰り返しています。それと同じことをありとあらゆる自分の意思決定にも繰り返せばいいのです。
つまり、何らかの問題解決や技能習得には100回単位の試行錯誤が当たり前だということを認識すれば、逆に数回や数10回の失敗があったとしても、そのことで自分を傷つける必要はなくなります。
私達が何か製品やサービスを買う時には、もともとその製品やサービスを作ってくれた人が何100回もの試行錯誤や失敗を経て製品化をしてくれているので、ついついその製品を手に入れると毎回成功することが当たり前になりすぎています。
しかし、それは他人の思考錯誤の上に自分が乗っかってるだけですから、私たち自身も同じような試行錯誤を繰り返さなければ、ありとあらゆる場面においてなかなかベストの解決方法というものは手に入れることはできないのです。
あなたがもし試行錯誤について、せいぜい数回から数10回だと思っているのであれば、その回数を一桁から二桁増やすものとして認識を変えてみてください。
3日目の課題は
・あなたは、試行錯誤のイメージを具体的に何回ぐらいと思っていましたか? 二桁や三桁あるいは四桁の試行錯誤が当たり前という認識をしていますか?
・あなたは、多くの人が試行錯誤の裏側を見せずに成功した表側だけを見せているため、ついつい自分だけが試行錯誤をするのは恥ずかしいし格好悪いといった間違った認識を持ってきていませんか?
・あなたは、他人の試行錯誤の上に乗っかっているだけでは、いつまでも自分が成長できないことに気づいてきましたか?
です。
---ここまで---
いかがでしたか?
サポートメールでは一週間ごと(月曜日~日曜日)に1つのテーマで毎朝5時にメッセージをお届けしています。
興味を持たれた方は、ぜひお申しこみください。
http://krs.bz/katsumaweb/c?c=102449&m=174309&v=b342fa77
サポートメールお申込みはこちらから
(1か月無料体験もございます)
---------------------------
「勝間塾」及び「サポートメール」のご案内
---------------------------
こちらのメルマガは無料ですが、さらに、みなさんのコミュニケーションと成長をサポートするための、定期・有料のプラットフォームを2種類、用意しています。
-勝間塾に入る(月額4937円、含むサポートメールサービス)
http://krs.bz/katsumaweb/c?c=102450&m=174309&v=6ffa6a1d
毎日届くサポートメールに加え、毎月ごとに決まる課題や課題図書と月例会で、みなさんの大幅な年収アップや、資格取得、起業や出版、資産形成などをサポートします。
オフ会や合宿も盛んです。学びたい仲間に出会うことができます。セミナーも、私以外にもさまざまな講師をお招きしています。
特に、ストレングスファインダーで「最上志向」「学習欲」「内省」「収集」などが多い方が多数集まっています。
ドリームキラーのない環境で、一緒に支え合って、成長していきましょう。
※月のどこのタイミングで入会されても、そこから1ヶ月単位で課金が始まりますし、サービスも始まりますので、入会は月初でなくても大丈夫です。
-サポートメールに入る(月額1008円、当初1ヶ月は無料体験あり)
http://krs.bz/katsumaweb/c?c=102449&m=174309&v=b342fa77
毎日届くサポートメールのサービスです。1週間に1つのテーマを扱っています。これまでの数年分のバックナンバーも読めます。
--------------------------
友だちにこのメールマガジンの登録を勧める
---------------------------
こちらのメルマガは無料です。くすっと笑ってしまうような話や、なるほどと思う話が多いと思った方はぜひ、下記のアドレスから、友人にメルマガ登録を推奨ください。
http://krs.bz/katsumaweb/c?c=102451&m=174309&v=88e7cc8a