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結局、Windowsはタッチパネルにむかない気がする

登録日:2017/09/21

9月21日 木曜日

こんにちは、勝間和代です。

持ち歩くノートパソコン、安くしたら、タッチパネルの機能がなくなりました。で、マウスやパッドで操作するようにしたのですが、正直に言ってしまうと

「その方が快適!!」

です。

もともと、ポインターが小さいので、指だと誤操作するし、ドラッグアンドドロップとかもやりにくい。

スマホやiPadのように、はじめから、タッチを原則にしたマシンと、Windowsに後付けでつけたのでは、使い勝手が違うなぁ、としみじみ感じます。

というわけで、持ち歩きのノート用に

「小さなBluetoohマウス」

を持ち歩くことにしました。

USB系の無線だと、いちいちレシーバーを持ち歩くのがめんどくさいし、刺さっているとちょっとだけ出ていてかっこわるいので、Bluetoothです。

インターネットもBluetoothでテザリングしているし、まぁ、安いノートパソコンでも、Bluetoothがついていれば、意外と不自由ないなぁ、というのが最近の発見です。

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アンガー・マネジメント入門 〜 その5 中長期的な対策を考える

おはようございます、勝間和代です。

昨日は「遅延テクニック」を中心に、怒りを感じた時の行動の修正の方法を学んできました。自分の「まぁいいか」という許容範囲を広げること、そして怒ったときに

「考えを止める、 6まで数える、目の前に注目する、その場を立つ」

などのさまざまな

「自分の感情的な反応を遅延させる方法」

により、相手と自分の関係性が悪くなるような、爆発的な反応については抑えられることがわかりました。

しかし、この遅延テクニックは、安藤さんもコメントしていましたが、恒久的な方法でありません。

参考
勝間コミュニティ http://krs.bz/katsumaweb/c?c=91886&m=175424&v=17dd530e

では、抜本的な上達をするための中長期的なテクニックとは何でしょうか?

私が「三毒追放」により、人生が変わったのも、あるいはアンガー・マネジメントによって実現したいのも、目的は似ていると思います。それは何かというと、もうこのサポートメールの読者のみなさんには、おなじみの言葉ですね。

「問題解決」

です。

怒りを感じたという事は、自分の中に何らかの問題が生じているということです。その問題について、遅延テクニックを使ったとしても、その場で爆発することを抑えることはできますが、また同じ問題に当たったときに、同じように怒りを感じてしまいます。

しかも、私達が感じた怒りをあまりにも押さえつけ過ぎますと、思考の歪みさえ、生じる可能性があります。これはとても危険なことです。

したがって、今、感じた怒りを

「何の問題が起きているのか」

ということにしっかりと置き換えて、その問題解決を図るのです。

しかも、その問題解決について、よくあるのがごまかしと先送り、あるいは犯人探しです。相手が悪いことにしてしまえば、自分は何も変える必要はありませんから、自分は悪くない。そのように都合よく解釈をし続けると、自分のアンガー・マネジメントは全く上達しないことになります。

では、問題解決に向けて何をしていけばいいのでしょうか?

まず基本になるのは

「アンガーログ」と言われる、怒りを感じた時に、なぜ「怒ったのか」ということを、もう1人の自分が客観的に記録していくことです。

例えば、わたしたちが今、コミュニティでいろいろな人たちの怒りについて共有していますが、言っちゃ悪いけれど、おもしろいぐらい、他人の怒りは

「どうでもいい怒り」

が多いですよね(苦笑)。でも、当人にとっては、それは深刻な怒りなのです。

したがって、怒りを感じたときは、将来その対策を立てるために、まずは

「その場でどんな怒りを感じたのか、直感的な怒りの内容を記録する」

ということを繰り返します。そして大事なことは、その場で分析をしないということです。どうしてでしょうか。はい、おわかりですよね。私たちは、その場で

「怒り」

を感じていますから、冷静な分析ができないからです。分析についても遅延テクニックを使いましょう。

アンガーログの取り方はいろいろな手法がありますが、例えば単純なものは、このようなものです。

日付
場所
内容
思ったこと
怒りの強さ(10段階)

具体的に、先日、私がお客様センターに電話したときに感じた怒りを記録してみましょう。わかりやすいように、具体的なメーカー名なども入れますが、特にそのメーカーについて悪意がない事は、あらかじめお話ししておきます。

―――――

2月20日
自宅
怒りの強さ7

パナソニックの全録レコーダーを買ったところ、これまでのDIGAでは
DiMORA
というウェブサイトで、シーン検索結果を直接再生操作できていたのが、その再生ボタンが見当たらない。新機種はサイトからではなく、機械から指示を出すらしい。しかし、マニュアルを読んでも、索引や中身をざっと読んだ範囲では、そのメニューが見つからない。

仕方ないので、お客様センターに電話をしたら、何回もまたされて、なんどもPC側の指示画面を読み上げる羽目になり、しかも、2回ほどまったくとんちんかんな指示を受け、最終的には「そのようなメニューはないから、DiMORA側に問い合わせよ」といわれた。その後、自分でメニューを全部調べたところ、DIGA側にちゃんと奥のほうにそのメニューを見つけた。

自分の時間を20分も無駄にされた上、何回も何回も画面を読み上げるのに腹が立った。また、対応する相手の非言語コミュニケーションが大変失礼で、申し訳無さをまったく感じなかった。問題解決ができないのであれば、さっさと電話を切ってくれればいいのに、ずるずると引っ張られた。

―――――

これはちょっと詳細なメモで、ここまで細かく書く必要ありませんが、実は自分自身にこのメモ書いている間に、なぜ自分の腹を立てたのか理解できるくらいでした。

もっとも、腹を立てた理由は、相手の「非言語コミュニケーション」の失礼さを、私が勝手に感じ取っていたということです。本当に失礼だったかどうかは分かりません。しかし、私がそう感じてしまって、私自身が自分を怒らせたということになります。

とにかく、怒りの対象をまず集めてみましょう。その上で必要なことは

「問題解決」

に対する判断です。

しかも、この問題解決ですが、実はすべての「怒り」を解決する必要がないのです。具体的にいいますと

・自分にとって重要かどうか
・自分がコントロールできる範囲が広いか狭いか

この2×2のマトリクスを作りまして、 4つのブロックのうち

「自分にとって重要×自分がコントロールできる範囲が広い」

ところには重点的に力を入れますが、例えば

「自分にとって重要でない×自分がコントロールできる範囲が狭い」

なんていうことについては、ある意味

「ほっておく、忘れる、気にしない」

などのテクニックを磨く必要があります。もしこれが本当に重要でないのであれば、ほっておいても気になりません。確かに怒った当初は気になるかもしれませんが、怒りが収まった頃には大したことではないので忘れてしまうことでしょう。

また、自分で変えられる範囲が広いものの、あまり重要でないことについては、余力があるときにやるということで、計画を立てるにとどめます。

もっとも考えなければいけない事は、自分で変えられることで、重要なことについては、今すぐ行動を起こすということです。しかも、この行動のおこし方ですが、明日詳しく説明しますが、原因追及型ではなく、問題解決型の行動やコミュニケーションをとっていかなければなりません。

厄介なのは、重要だけども、自分では変えられないことがあるときです。こういう時は、すべての事は変えられないかもしれませんが、自分でできる範囲のこともありますので、とりあえず自分でできる範囲のことを探します。

たとえば私、飛行機は嫌いです。なぜ嫌いかというと、ありとあらゆる場所で

「行列」

することが嫌いなのです。しかし、空港では余程のVIPでない限り、行列は不可避です。私1人のアイデアで、空港のセキュリティーシステムや、飛行機の乗り方を変えることできません。

しかし、 1乗客として感じていることについて意見を言うことは可能です。なので、飛行機について具体的どういう不満を持っているか言うことを、メールマガジンに書いたり、場合によっては航空会社の幹部の方と会う機会がある時には、リクエストを出したりしています。

怒りが生じる理由の1つは「無力感」ですから、たとえ変わらなかったとしても、できることをやったほうがいいのです。

また、今回はアンガーログを書くことを推奨しましたが、怒りだけではなく

・不安やストレス
・うれしかったこと、成功したこと

などについても、記録して行く事は自分の感情を見直すことにつながります。

私は無料のほうのメールマガジンで、ある意味、こういったログを作っています。ブログを書くことを推奨しているのも、自分の気持ちを言語化することで怒りが溜まりにくくなるからです。

感謝のログも続けますと、周りの感謝の気持ちが育つため、怒りにくい体質を作ることができます。

具体的な問題解決に必要なコミュニケーションの手法については、明日また詳しく説明していきましょう。

5日目の課題は

・あなたは、遅延テクニックなどすぐに使えるものは、短期的なアンガー・マネジメントには効果がありますが、中長期的なものは問題解決をはからないと、なかなかアンガー・マネジメント全体のスキルが上達しないこと、理解していましたか?

・あなたは、自分が感じた怒りについて、アンガーログのような形客観的に記録をする習慣をつけていましたか?これからつけようと思いますか?

・あなたは、すべての怒りを解決する必要なく、自分が影響を与えられてかつ重要だと思うことになるべく集中すること、これまで心がけできましたが? また、自分がすべてを解決できなくても、できる事はある程度することで、怒りを不満のまま押さえつける事をやめできましたが?

です。

個人的には、このアンガーログをつけるのに、音声入力がいいかなと思っています。キーボードでこれをうとうとしたり、フリックで入力しようとしたりすると、結構時間がかかってしまいますので、音声で話して、それが文字化されれば、アンガーログをつけやすくなりますよね。

遅延テクニックの1つとして、とりあえず怒ったときには、アンガーログをつける方に時間を使う、というのはどうなんでしょうか。安藤さんはいろいろな方法を試してみればいいと言っていたので、やってみたいと思います。

まぁ、そういう意味では、 20年前に比べると、私もずいぶんおこらなくなってきてはいます。コミュで書きましたが、今日、バスが8分遅れても

「まぁ、いいか。雨だし」

の範囲に収めることができました。きっとこういうことの積み重ねなんでしょうね。

---ここまで---

いかがでしたか?
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