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勝間和代 無料メルマガバックナンバー 1/3-1/9

登録日:2013/01/09

 1月9日 水曜日

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暑いときは我慢で何とかなるが、寒いときは何ともならない。だから、エネルギー確保が大事

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こんにちは、勝間和代です。



ただいま、北海道北見市の勝間塾北見研修センターに来ています。こちらは、だいたいマイナス20度くらいです。町中、ずっと白い風景です。これが、ゴールデンウィーク明けくらいまで、続きます。



私は毎日住んでいるわけではないので、1ヶ月に1-2回来るだけですが、来たときに何が大変かというと、最初の半日くらい、家が冷え切っていることです。一応、水道管が凍らないように、最低限の暖房は付けていくのですが、それでも人が住むには全く足りず、しばらくは保冷剤の中で暮らしているような感じで、家にいることになります。



その間は、とにかく、家の中ですがダウンを着て、靴下を二重にはいて、それでも寒くなったときのためにお風呂を沸かしておいて、あるいは、くるまるための布団を用意しておきます。食べ物も、スープとか、温かいばかりです。とてもじゃないけれども、サラダやグリーンスムージーを食べる気にはなれません。



外に出るのも、寒いし、車は滑るし、雪はすごいし、最小限になってしまいます。だから、家にある常備菜(ジャガイモ、タマネギ、豆など)でいかにおいしい料理を作るかに集中します。



実は、もともと北見にはもっともっと長い間住もうと思っているので、今回のような賃貸ではなく、ほんとうは家を買おうかと思ったのですが、こちらに在住の方々が



「とにかく、1-2回は冬を越してみて、それで自信がついたらにした方がいい」



と口々におっしゃるので、今年と来年は準備期間です。それくらい、こちらの極寒の冬は、過ごすのが大変だということです。



何が違うかというと、たとえば、気温が30度とか、35度あった場合には、確かに暑いです。不快です。しかし、だからといって、過ごせないとか、歩けないとか、起きていられないとか、そういうことはありません。



ところが、マイナス20度というのは、本当に暮らせないのです。過ごせないのです。冷凍庫の中に住んでいるようなものです。床も氷のように冷たく、足からジンジンと冷えてきます。



どうやって、では、暮らせるようにするかというと、それはもう、



「エネルギーを使って暖める」



以外の方法はないわけです。北見の家は、プロパンガスによるヒーターとエアコンを併用していますが、一番強くしても、半日はあったまらない感じです。昼間になって、太陽が出てくると、ようやくなんとかなりますが、夜になると、また、冷え冷え、です。



新政権になって、エネルギーをどのように調達、確保するかということが、再び議論になると考えます。



-私たちが、環境への悪影響なく、事故なく安心して暮らせること(Safety)

-私たちへの、エネルギー供給が途切れることなく安全に暮らせること(Security)

-私たちが、支払える範囲での価格でエネルギーが供給されること(Economy)



この3つをすべて、見たそうとすると、さまざまな供給手段はそれぞれ、満たせることと満たせないことがあります。



-石炭やガスを使った火力

Safety △ 致命的な事故は少ないが、CO2排出の問題あり

Security △ 諸外国に資源を頼っている

Economy × 国富の海外流出か著しい



-自然エネルギー

Safety ○ CO2などの問題はないが、環境破壊の問題は多少残る

Security × 安定供給に問題あり

Economy × まだコストが高い



-原子力

Safety × 福島の事故の影響が大きく、あること自体が不安になっている

Security ○ 事故がない限り、安定性は優れていて、資源輸入も必要最低限

Economy △ 事故処理コスト、再処理コストを含まなければ低いが、それらを含んだコストは不明



すなわち、どの手段をとっても、それぞれリスクとリターンがあって、結局は組み合わせてポートフォリオを組むしか、リスクを抑える方法はないわけです。



車や飛行機は、事故があって危ないからと言っても、私たちは使います。同じように、エネルギーを使わないわけにはいかないので、とにかく、地球環境に対し、そして、事故に対するリスクを背負いながら、それでも部屋を温めざるを得ない、そこに私たちの罪があり、その罪と向かい合って選択をしていかなければならないのかと思います。





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2月9日~11日、私が幹事を務める、文化人によるボランティア団体「エンジン01文化戦略会議」の年の一番大きなイベント、オープンカレッジが浜松市で開かれます。



浜松周辺の方、100人以上のあんな名前、こんな名前のみなさんがよくテレビ、新聞、著作、雑誌などでしった顔が大集合しますので、ぜひ、いらしてください。



浜松大会の詳細はこちらです。私が実行委員長を務めていて、私が出るプログラムも5つほどあります。

http://enjin01-hamamatsu.org/



エンジン01文化戦略会議にどんなメンバーがいるかは、こちらをご覧ください。秋元康さんや、林真理子さんがメインのメンバーで、今回は、秋元さんが小室哲哉さんも連れてきます!!

http://www.enjin01.org/member_list/member_list_a.html



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「勝間塾」説明会のご案内(無料)

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勝間塾に興味ある方に、無料説明会を月1回のペースで開催しています。

次回は1/30(水)です。申し込みURLはこちらです。夜19時半から、浜松町付近です。



ぜひ、いらしてください



http://ws.formzu.net/fgen/S10476584/



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「勝間塾」及び「サポートメール」のご案内

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こちらのメルマガは無料ですが、さらに、みなさんのコミュニケーションと成長をサポートするための、定期・有料のプラットフォームを2種類、用意しています。



-サポートメールに入る(月額980円、当初1ヶ月は無料体験あり)

http://www.katsumaweb.com/note

毎日届くサポートメールのサービスです。1週間に1つのテーマを扱っています。これまでの数年分のバックナンバーも読めます。また、コミュニティでみなが集うことで、1人1人の成長をサポートし、ペースメーカーとなります。



-勝間塾に入る(月額4800円、含むサポートメールサービス)

http://www.katsumaweb.com/katsumajyuku

毎日届くサポートメールに加え、毎月ごとに決まる課題や課題図書と月例会で、みなさんの仕事のスキルアップ、起業や出版、やりたい気持ちの維持、コミュニティでの仲間作りをサポートします。



オフ会や合宿も盛んです。学びたい仲間に出会うことができます。セミナーも、私以外にもさまざまな講師をお招きしています。



特に、ストレングスファインダーで「最上志向」「学習欲」「内省」「収集」などが多い方が多数集まっています。



ドリームキラーのない環境で、一緒に支え合って、成長していきましょう。



1月8日 火曜日

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栄養密度(Nutrient Density)から考えた一つの仮説を試しています~「米」を「根菜と葉物」で代替する食生活

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こんにちは、勝間和代です。



去年のいまごろから懲りまくっている料理作り、相変わらず内外のいろいろな文献を読んでいますが、その中のキーワードとして、



H=N/C



ということを何回か説明してきたと思います。これは、



Health(健康) = Nutrition(栄養) / Calories(カロリー)



の略でして、すなわち、適度なカロリー摂取の中で、いかに栄養価の高いものを食べるか、という概念です。



「やせる!」では、これを理解したらあっという間に健康になったし、体重も落ちた、という話を書きました。



そしてあれから9ヶ月がたちますが、まったくリバウンドしていないのはこのおかげだと思います。



そして、この栄養密度のことを、NCレートとか、あるいは、Nutrient Density、栄養密度、と専門書や専門家は呼びますが、自分の食生活の中でつらつらと眺めたときに、このN/Cレートが一番悪い食べ物はなんだろうと考えました。



すると、なんと、



「お米」



だったんです。



たとえば、 Eat for Liveなどの著作で著名なファーマン博士は、「栄養素密度」スコアをさまざまな著作で発表しています。これは、ケールヤクレソンなどを100とした場合、他の食べ物がどのくらい、私たちが生きるのに必要な栄養素がカロリーの中に含まれているのか、というスコアです。



日本語の本ですと

「100歳まで病気にならない スーパー免疫力」

という本のP62に掲載されています。



高いもので言うと、たとえば青梗菜85、ほうれん草82,キャベツ59、イチゴ35,トマト33,豆腐20,豆11,アボガド6,ピーナッツバター5などと続くのですが、では、私たちの主食である米やパンはどのくらいでしょうか。



それは



ジャガイモ 2

全粒粉パン 2

精白パン 1

精白パスタ 1



となっていることからわかるように、たとえ全粒粉であっても、実はかなり低いのです。玄米は書いてありませんが、おそらく、2だと思います。



すなわち、確かに白米よりいいスコアですが、本質的には野菜、豆、果物などに比べると、数分の一から、数十分の一しか栄養素がないという


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