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今回のトレッキングのもう一つの失敗は、私が「捨て寸」の概念をよく知らなかったことです
12月26日 金曜日
こんにちは。勝間和代です。
今回のニュージーランドのトレッキングでちょっと苦戦してしまったのは、右足の小指が靴の中で、特に下り坂でぶつかり続けたことです。
一応、通常のサイズよりも大きいものにしていたのですが、それでも全然足りず、Geminiに相談したところ、私の足の大きさが24.2cmなので、下りの捨て寸を考えると最低でも25.5cm、できれば26cmの靴を履くことが推奨だということでした。
持っていた靴が25cmでしたので、まあ、それでは足りなかったわけです。結局、地上では足が前に滑るということがあまりないので、捨て寸がそこまで重要ではないのですが、山の上ではとにかく足が前に滑るような下り坂がたくさんあるので、それでも十分にぶつからない程度のスペースがクッションとして必要だということを学びました。
もちろん、靴紐の結び方の工夫などで、足が前に滑らないようにしなければいけないのですが、そういった工夫を重ねた上で、もう少し次のトレッキングに向けて、地上で10km以上歩くようなトレーニングを繰り返したいと思いました。
本当に人間は失敗からしか学べないのが不思議なところですが、とりあえずこの失敗からたくさん学びたいと思います。
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塾生コラムをお届けします
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【60歳からの気づき】
人生の「深さ」は、足し算ではなく掛け算だった。
60歳を前にして、私は人生の“深さ”に一つの方程式があることに気づきました。しかも、その気づきは、長い時間をかけて少しずつ形になったものです。
若い頃の私は、まわりの優秀な人たちと比べて落ち込んだり、環境に不満を抱えたり、「自分は恵まれていない」と腐っていた時期がありました。自分の弱さばかり目につき、人生の意味など考える余裕もなかったのです。
しかし気がつけば、私はいつの間にか、人生をまるごと俯瞰できる地点に立っていました。その転機こそが、勝間塾での学びと、仲間との対話でした。
人生を変えた「方程式」の発見
勝間塾に参加してから、自分の過去や現在を言語化する機会が増えました。文章を書くことを続け、その流れで旅行記をKindle出版(『遥かなるパプアニューギニア』)し、結構有名な作文コンクールにも3年連続で入賞するなどの成果を得ることができました。
https://krs.bz/katsumaweb/c?c=163509&m=175424&v=bad9fb10
その過程で、私は人生の深さを示す一つの方程式に行きついたのです。
人生の深さ = 経験の幅 × 内省の深さ ×(苦難吸収力+感受性)× 人との縁
この式を手にした瞬間、「人生とは足し算ではなく掛け算なのだ」と理解できました。どれか一つ欠けても深さは生まれませんが、一つでも伸ばせば、人生は何倍にも豊かになります。
過去のすべてが、人生を深くしてくれた
ふと自分の人生をこの式に当てはめてみると、大怪我、仕事で行き詰まった時期、家族の老い、自分自身の老い、山で感じた恐怖と達成感、支えてくれた人たちとの縁……そのすべてが、今の私を深くしてくれていました。
不満の中で腐っていた時期も、当時の自分が出せる最大のベストを尽くしていたのだと、初めて理解できました。弱さを抱え、欠点も残したまま、それでも諦めずに歩き続けてきた。その積み重ねを、今は静かに誇りに思っています。
この気づきは、自己啓発本でも、偶然のひらめきでもありません。**勝間塾という「学びの場」**で、日々の行動と内省を続けたことで得られた、私自身の答えです。
人生の後半戦を「集大成」として生きるために
これからの私は、人生の後半戦を「集大成」として生きたい。
弱さを隠さず、しかし折れずに歩くこと。
経験を重ねるだけでなく、意味として残すこと。
そして、誰かの人生に小さな光を渡せる存在になること。
長い時間をかけて辿りついた結論は一つです。**「私は、よく生きてきた。」**そして、これからも静かに強く、生きていきたい。
その背中を力強く押してくれたのが、勝間塾でした。
もし、今の人生に物足りなさを感じている人がいたら、心から勝間塾をおすすめします。学び続ける環境は、あなたの人生を静かに、しかし確実に変えてくれます。
ぜひ「勝間塾」に参加ください。
---ここまで---
いかがでしたでしょうか。
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