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まだ、人生戦略手帳を購入するかどうか迷っている方に、サポートメールで最近、評判が良かった2012年5月14日分を
公開します。
自分コーチング手帳のサポートメールは勝間和代からのアツいメッセージを毎朝あなたのPCと携帯に届けるシステムです。
今回はノーカットでサポートメールの内容を公開します。 毎朝このメールを読んでから会社に行く人の気持ちを疑似体験してみてください。 そして、自分の人生に対するモチベーション変化を是非実感してください。
配信日:2012年5月14日
『選択理論を学ぼう、その1~選択理論を学ぶとどんないいことがあるの?』
おはようございます、勝間和代です。
みなさんは、今年のゴールデンウィーク、どのように過ごされましたか? 5月1日、2日を休みにすると1週間以上連続して取れるため、海外に行った人も多いかと思います。
そんな中、私は勝間塾有志のみなさんと、ゴールデンウィーク後半は勉強に明け暮れていました。え、なにをしていたかって?
それはもちろん「選択理論心理学」の勉強です。選択理論心理学については、「ズルい仕事術」や「有名人になること」など、私の著書で何度か取り上げてきているのでご存じの方も多いはず。あるいは、勝間塾の冬期講習がこの選択理論心理学のテーマでした。
なので、サポートメールではしばらくこの、「選択理論心理学」のお話をしたいと思います。この選択理論心理学、身につけると、劇的に人間関係がよくなりま す。私もこの心理学を知ったのはずいぶん前ですが、意識的に使うようになったのは2009年くらいからで、それから、さまざまなよくなかった環境が一変し ました。
その選択理論心理学中で、今回ゴールデンウィークの5月3~5日で受講したのは、NPO日本リアリティセラピー協会の公認講座で、「選択理論(リアリティ セラピー) 集中基礎講座」です。これらの講座は主に教育者や、将来カウンセラーになる人のために開かれているものですが、もちろん、そうでない一般の人 も受講が可能です。費用は10万円。
習ったことは、前半は選択理論のより詳細な理論背景、そして、後半は選択理論を使ったロールプレイでした。これらの講座を数年間にわたって6回くらい受け ていき、都度、上級インストラクターの承認を得ていくと、最終的には協会公認の心理カウンセラーになることが可能です。今回は、その超第一歩です。教えて いただいたのは、冬期講習の講師だった渡邊奈都子さんと、その夫さんの渡邊義さんです。義さんは選択理論心理学を学んで20年の草分けのお一人です。
選択理論心理学とは、平たく言うと、私たちは心の中に「上質世界」と呼ぶ、なりたい自分、なりたい人間関係、なりたい持ち物といった、理想の世界があって、日々の行動や思考において、その上質世界に近づくため、近づくために、1つずつを選択している、というものです。
すなわち、よい上質世界を持っていれば、日々、よい行動や思考を選択できるし、悪い上質世界を持っていると、他者から見ると「この人、何でこんなことしているんだろう」と思えるような奇異な行動や、反社会的な行動についても、その人には意味があるという考え方です。
よく、「夢を叶えるためには自分がそうなっている写真を思い描け」とか「目標は紙に書け」などいいますが、それはなにをしているかというと、自分が持っている上質世界を具現化しているわけです。
そして私たちは毎日、この上質世界の写真を実はこっそりと入れ替えています。出会ったもの、考えたこと、会った人などにより、今持っている写真アルバムに 上書きをしたり、場合によっては今ある写真アルバムを引っぺがしたりしながら、自分の理想の世界を作っています。私たちが日々暮らしているのは、その理想 とするものを探して入れ替えているためと行っても過言ではないそうです。
最近、私の上質世界に滑り込んだ、とあることがあります。そして、私はこの新しい写真に対して、毎日2時間かそれ以上の時間を使っています。果たして、それは何でしょうか?
はい、それは
「自分で行う健康によい手料理」
です。
もともと、健康な自分、というのは上質世界に入っていたのですが、食事については、正直、自分で作るのか、人が作るのかと言うことについては無頓着でし た。ところが、何度もお話ししていますが、例の金スマの企画を機会に、ものすごく、何冊も何冊もいわゆる「ダイエット本」を読んだところ、いかに世の中に ふつうにあふれている食べものたちが、私の小太り状態を作っていたのか、理解してしまったのです。
すなわち、その時点で、私の上質世界から、これまで好きだったけれども、実は健康に悪いもの、例えば
ドーナツ
などがはげ落ちました。そして、これまでまったく興味がなかった
発芽玄米
酵母
酸化していない食べ物
などが上質世界に追加されまして、そして、それらを自由な時間に好きなだけ食べようと思ったところ、私の環境ではどうも自炊するしかない、ということがわかったのです。
私たちは不思議なことに、上質世界を実現するための行動や、思考はまったく苦になりません。それどころか、喜んで行う準備があります。だから今、私は毎日、ご飯を作ることは面倒どころか、幸せな時間になりました。
どうでしょう、選択理論心理学で言う「上質世界」とは何か、そして、私たちの行動や思考にどのような影響を与えているのか、イメージができていただければ幸いです。
明日は、では私たちはどのようにかたちでこの上質世界を探すのか、基本的欲求についてもう少し話をしていきたいと思います。
■今日のまとめ
選択理論心理学を学ぶと、人生が楽になる
まずは自分の上質世界になにが入っているか知ること
私たちは自分たちの上質世界を探し、実現するために日々を送っている